はてな「関心ワード」で「ubuntu」を登録しているが、直接には関係なさそうなタイトルのこれに目が止まった。
リンクを辿ると、なにやら中国産の新生LinuxディストリビューションのHPのようだ。
1月末リリース予定らしい。

「世界初のiPadOSスタイルのLinuxディストリビューション」とのっけから自分で言ってしまっている...
およよ、堂々としたものだ。
目新しさとデザインの誘惑だが、deepin やKylin も怖くてインストールしたことはない私は、どうしても斜めから見てしまう。
どことなく先輩似のホームページだが、先輩elementary OS は、まずオープンソースとプライバシーを唱えている。

まずはFirefox でのサイトチェック。

Https
(
Organization Validation (企業認証)で一段上)
開発元は...企業体のようだが具体的な正体がわからん。
Ubuntuベースのようだが、オープンソースと唱えていない。
ホームページ上にプライバシーポリシーが載ってない。
ニュースレターメールの登録画面もプライバシーポリシーが載ってない。
フォーラムのアカウント登録画面ではプライバシーポリシーを発見。内容は未検証。
githubでも登録されたばかり。
Web検索をかけると、お菓子や染みニオイ除去剤と商品名がかぶりまくっている。
さすがに駆け出しなので引っかかる点満載。
まだまだ青田買いに加わる勇気は全くでないが、Linuxディストリビューションプロジェクト立ち上げ初動を観察する題材とさせてもらおうと思う。
先日、ChromeOS似のCloudReadyがGoogleに買収されたという。
Googleは買収後に優しく始末する魂胆かもしれないし、CloudReady側もはじめから売却目的だったのかもしれない。
類似をアピールするものは先行きそういう魂胆が目的である可能性もあることは察しておこう。
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