Linux ディストリビューションを常用するのって、開発提供元の動向もチェックしながらでないといけない。下手をすれば、いつのまにか活動が停止してセキュリティアップデートも滞っていたなんて事態も想定しておかないといけないからだ。CentOSですら収束の動向だ。この辺は商品としてのOSを利用するほうが気は楽だが、それがLinux 道でもある。


Linux Mint は毎月1日にブログで活動状況をアナウンスしている。派生でコンスタントに情報発信しているのは意外と珍しい。
Linux Mint の発起人であるクレマン・ルフェーブル さんが毎月綴っているが、これがこのディストリビューションの鼓動だと思っている。メールマガジンは無いし、ツイッターはブログ更新アナウンスのみだ。
でも逆にUbuntu側の動向を知る機会にもなる。Ubuntu側の動向に追随するか、Linux Mint においては見送るのか、などもコメントされるのでLinux Mint 自体の動向把握と併せて一石二鳥だ。
時にはContributors運営のご苦労が正直に漏らされたりする。利用者として感謝しなければ。


そのContributors運営体制をAbout us などのページで公開されている情報からつなぎ合わせてみたの図。
あくまで私の想像図。常用するからには運営体制の全体像をもざっくりとは把握しておきたいと思った次第。
2021-02-12_12-50
Contributors運営の派生ディストリビューションでこんなにもしっかりとした体制を持つものは他には見当たらない。
でも正直、Contributorsプロジェクトとして主催者の後継者テストのために一時的でもいいから代表者交代を試してほしい。Ubuntu は企業だがそれを一旦施行して、また元の発起人が復帰したが、事業継承のトレーニングだと受け止めておけばいい。
そこまで言うのは失礼か...

発起人
中心チーム
ブログ
https://blog.linuxmint.com/
開発チーム
開発チームのホームページ
タスク管理
コミュニティチーム・・・提案窓口
リポジトリ
ミラー
アプレットなどの追加部品
提携
フォーラム・・・質問窓口
翻訳
チャットフォーラム
https://vegam57.livedoor.blog/archives/6137669.html