ブラウザのVivaldi がver.3.5にバージョンアップしてストリーミングメディアの再生が向上したとの記事を見て、DRMについて少々理解ができた気がする。
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Vivaldi では今までもGoogle製Widevine というDRMモジュールによって、著作権ストリーミングメディアを見ることはできたが、
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今般、証明書キーなるものを追加した結果、画質がSD標準からHD高画質に上げることができるようになった、とのこと。
逆に言うと、ブラウザにDRMモジュールが入っているだけでは証明書キーがなければSD標準画質でしか見られない、という理解で良いのだろうか?。

整理してみると、
Amazon などで楽しめる映画などのストリーミング再生は著作権が保護されていて、コンテンツに応じて視聴者資格がチェックされる。
だから、ストリーミングにおいてコピーされない暗号化も施されている。
これは、OSやブラウザ、そしてDRMモジュールによってチェックや復号化がされる。
だから、使うデバイスやブラウザもそれが装備されたものを指定される。
Amazon での説明例

OSがAndroid の場合は、OS自体にDRMモジュールがあるようだが、PCの場合はPCブラウザにDRMモジュールを付属するようだ。
また、Amazon に列挙されているPCブラウザ群は、DRMモジュールが備わっていて、
しかもWindowsではHD高画質再生可能とのことだから、加えて証明書キーも付属済み、の一覧と察する。
(Vivaldiは今回の改善によりAmazonの列挙記載にめでたく追加されることになるかしら、ライバルOperaが載っているなら)

Linux でのFirefox の例
Gyao! のホームページでの前ふり
ac38c188
Gyao! で具体的な映像コンテンツを再生しようとしたら...
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有効にするスイッチ
41682e67
するとプラグインが追加された
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Firefox は以上のようなかんじでDRMモジュールは後入れ。
Firefox はGoogle製Widevine DRMモジュールを利用させてもらっている、ということだ。


でも結局、どのブラウザでもOSがLinux ではSD標準止まり
これはオープンソースによるためだろうか?
市場理由によるものだろうか?
Linux でも主要ブラウザは揃っているのに、そこに証明書キーがないのだろうか?

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