Ubuntu 20.04LTS を20.10 で再クリーンインストールしようと思っている。
アップグレードというより同じパーティション上への上書きクリーンインストールだ。

事前情報によると、今度のデフォルトの予定壁紙ゴリさん、鏡仕様とは斬新だ。
ん、グレアディスプレイに反射するワシと大差ない。
20.04LTS現在環境の洗い出し
20.10はバグ文句なしの非LTSだが、私も新しもの好きになった。インストール手順を忘れないためにも半年毎のインストールでも結構。
ただし、入れ替えは個人の環境再設定が面倒ではある。
予め現状環境の諸々を記録しておき、手動でもいいから引き継ぎをスムーズにしたい。
再クリーンインストール前のTodoリスト
ライブUSB作成ツールは20.04LTSプレインのものでいいんだろう。

20.04LTS の現状パーティションを確認。拡張パーティション4丁目内のsda5番地、ここに20.10 を上書き予定。はたして拡張パーティションでも上書きインストールが問題なく進行するのかが今回私の見どころになる。
お隣sda6番地 はLinux Mint 20、こちらは安定不動の守護神として鎮座を続けてもらう。
起動OS選択画面Grubは新たなUbuntu 20.10のもので上書き生成させる。

システム時刻設定はWindows とのデュアルブート向けローカルタイム設定を備忘
現状確認コマンドは、timedatectl status
結果、RTC in local TZ: yes...これローカルタイム設定再現コマンドは、timedatectl set-local-rtc true
現状Grub の設定を備忘
デュアルブートWindows内ファイルを適当にバックアップ
クラウド同期OneDriveを使っているので、今般バックアップが必要な個人ファイルはあまりない。
Ubuntu 20.04LTS ホーム内ファイルをバックアップ
クラウド同期MEGAを使っているので、今般バックアップが必要な個人ファイルはあまりない。
Mozc の設定ファイル(隠しフォルダ)をバックアップ、20.10でも使い廻す。
新環境では、インストール直後のMozc初回起動前にその設定ファイルをペーストする。以後はOS起動時にMozcが常駐してペーストに支障がでる場合がある。

「Mozc の設定」アプリのインストールパッケージ名備忘
mozc-utils-gui
LibreOfficeの個人設定ファイル(隠しフォルダ)をバックアップ、LibreOfficeのバージョンが同じならば、20.10でも使い廻す。
/home/(自分のユーザ名)/.config/libreoffice
20.04LTS テーマ類の念の為キープ
/usr/share/sounds/usr/share/backgrounds
/usr/share/themes
20.04LTSログの肥大化具合を念の為確認(HWの調子やUbuntuとの相性が悪いと無制限に膨れているものだ。過去には人知れず30GBにも膨れていたPCもあったのでトラウマ)
この程度ならOK
20.04LTSでクラッシュしていたアプリを確認。20.10でインストールするか否か余地再検討。
ブラウザアカウントのパスワード備忘
広告ブロックの自分独自の拒否リスト、許可リストをバックアップ
下図はuBlock Originの設定バックアップメニュー

スクリーンショットをとっておく
- 「設定」の自分が設定している画面
- 「Tweaks」の自分が設定している画面
- 「gedit」の自分が設定している画面
- 「ファイル」の自分が設定している画面
- 「端末」の自分が設定している画面
- インストール済みアプリ一覧
- Synapticsパッケージマネージャーの「状態」ーインストール済(手動)
- コマンド、snap list の結果
- GNOME の拡張機能のインストール済
- ブラウザ拡張機能の同期されない設定画面
- ブラウザ自体の設定はブラウザアカウント同期で十分OK
- 「ソフトウェアとアップデート」のPPA「他のソフトウェア」タブ
- 「パスワードと鍵」
- 自動起動
- 「ログ」の「重要」
実際に上書きで再クリーンインストールする場面での勘所備忘
SSDの場合は、現行環境で一旦Trimを手動実行。
sudo fstrim -v /
ライブUSB起動時に上書き対象パーティションをディスクチェック、fsck
WIFIパスワードを用意
インストールの場面では「それ以外」を選び、
SSDの場合は、上書きインストールによって、早速にTrimの頃合いになっているかもしれないので、再度手動実行。
sudo fstrim -v /
準備良し。いつ壊れても大丈夫。
こんなタイミングが現環境で普段できない実験的なことを連発するチャンスだ。現環境で適用していない「追加のドライバー」でも試してみて、新環境でも適用するか否か判断しよう。
再クリーンインストールでなく20.04LTS からのアップグレードなら
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