プライバシー設定にこだわるFirefox、トラッキング防止機能の強化に余念はない。

ただ、トラッキングを防止してくれても、広告は表示されてしまうところは庶民ユーザーとしてはちと期待とずれる。トラッキング防止と広告ブロックはニアリーイコールにすぎないようだ。

ところが、広告ブロック拡張機能は怪しいものが多い。


だから私は、Mozilla が「おすすめ」できている、uBlock Origin しか使わない。
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uBlock Origin は広告ブロック専門ではなく、諸々コンテンツブロッカー。
過去に広告代理店Googleからは、Ghrome拡張機能の登録抹消を言い渡された経緯がある。それをMozilla は逆にFirefoxで「おすすめ」に位置づけているところが両社の立場の違い、なんともおもしろい。

uBlock Origin はUIは古いが、オープンソース。だからMozilla も「おすすめ」できる。
あらかじめ広告以外にもいろいろなフィルターがプレインされている。
例外許可設定も1クリックで簡単。
スマホ版Firefox は最近刷新されたが、Mozilla はスマホ版でもこの拡張機能が利用できることにこだわってからリリースした。それだけおすすめ責任もかかっているから安心できる。そんなバックボーンある拡張機能は数少ない。
また逆にuBlock Origin の作者もFirefox が最適に動作するブラウザだと公表している。

利用にあたっては、Firefox自体の設定に任せるところは、uBlock Origin 側の設定はオフにして機能ダブリの無駄を避けてみる。

Firefoxの標準機能
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uBlock Originの設定

プライバシーの節
uBlock Originのデフォルト、先読み無効オンは→オフ(先読みする)に、
同じくハイパーリンク監査無効オンは→オフ(監査する)、に変更。
これらはFirefox自体の「標準」に任せたい。
予め見ておいたuBlock Origin インストール前のabout:configによると、Firefox「標準」では先読みする設定になっていたからだ。速度は落としたくない。
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広告用フィルターは定評ある豆腐フィルタにお世話になろう。日本のサイト向けとのこと。広告を除去して豆腐のようにプレーンに見せてくれるとのネーミングらしい。これを「購読」し、それ以外のプレインフィルタは全削除。フィルタ特盛りは弊害もあろう。
uBlock Origin でブロックする対象フィルターは約70000から約2000に桁違いで減る。メモリーには優しそう。世界の危険なサイト群はFirefox自体の防御の方に任せてリソース節約。
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フィルターを大幅に減らしても広告ブロックはこれで十分効果あり。
トラッキングや危険サイトはFirefox自体が担当、拡張機能uBlock Originと豆腐フィルタは広告ブロックだけ担ってもらう。
機能と軽さのバランスがとれている、気がする...

設定のファイルへのバックアップと復元が手軽。
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スマホでも、Firefox + uBlock Origin + 豆腐フィルタ が同じように使える。
更にスマホでは、モバイル用とのたまごフィルタを追加してみている。