今時流行らないデュアルブートだが、私はWindows10 & Ubuntu で使っていた。
そのWin10を大型アップデートver.2004にしたらGrubが早速壊れた。再起動時にgrub rescue と出てもうどっちもロードしない。今までのアップデートは無事だったんだが、さすが大型。
Screenshot from 2020-05-31 05-45-57

アップデートの起動は「設定」から手動で行った。今回は90分もかかったのに、無駄もいいところ。
自動であたるまで待つべきだったのか?、どっちにしても同じ運命だったのか?
コメント 2020-05-30 092908

ライブUSBのUbuntuを起動し、Diskを見てみると、
あれ?、SSD内のUbuntu がsda3 からsda4に国替えになっている。sda3に割り込んだ謎のパーティションがいる。これはあかんだろ。秀吉の令と家康...

今まで(Windows10ver.1909から見て)
コメント 2020-05-14 122724
Windows10 ver.2004アップデート後(ライブUSBのUbuntuから見て)
Screenshot from 2020-05-30 12-18-16
せめてWindows10 だけでも起動できるように配慮してほしいものだ。道づれはいかん。
とりあえず、ライブUSBから書庫ツールとFirefox を起動して、ローカルにある個人ファイルをFirefoxSendへ避難させておく。(FirefoxSend はサービス終了してしもた)


Grubの再生を少し試みたが、うまくいかない。例え起動できてもパーティションが移動したUbuntuOSはどこに不具合がでるか知れたもんじゃない。国替えされた後のsda4にUbuntuを上書き再クリーンインストールすればGrubとUbuntuはリフレッシュされ、Windows10の方はアップデート済状態で助かるかもしれないが、私はそれも見切ることにする。
私には手に負えないのでWindows10から再クリーンインストールの方が手っ取り早い。別のPCでMSサイトからver.2004をダウンロードしてUSBよりインストール。アップデートより早く終わる。Ubuntu のパーティションも同時にクリアーし未割り当て状態に。

クリーンインストールが終わって、
新しいWindows10ver.2004からディスクを見てみると、レガシーBios(MBRフォーマット)にしては見慣れぬ「回復パーティション」がちょうどsda3 の位置にできていた。
これがUbuntu を国替えさせたものだ。
レガシーBios(MBRフォーマット)なので今までクリーンインストールしてもこれはできたことがなかった。上図の今まで(Windows10ver.1909から見て)と違う。もちろんdiskpart でclean した後のクリーンインストールだ。
ver.2004で生成されるように変わったのか?
それとも、USB起動の瞬間にext4パーティションでもあったりすると、そのセッションでdiskpartしても「回復パーティション」がつくられるのか?
これではWindows側でDドライブでもつくれば、デュアルブートにもできない(MBR基本パーティション4つ制限)
2004で回復パーティション現る
私もデュアルブートの手痛い洗礼をはじめて受けた。
これから未割り当てに東国新天地sda4 をつくって家康Ubuntu の再インストールを始める。
次のWindowsの大型アップデートでまた再クリーンインストール、と覚悟の上に候。
Screenshot from 2020-05-30 19-15-51


後日追記

原因がわかった
やはりアップデート時に「回復パーティション」が新たにできたためだ。
よくあることのようだ。
こちらがお詳しい。


ただし疑問は残る
新しいWindows10ver.2004クリーンインストールでも同じくできあがっている点。UEFIならばクリーンインストールでこれができるが、レガシーBios(MBRフォーマット)では見たことがない。

後日追記

MSサイトでの説明を見つけたが
難しい説明だが、レガシーBios(MBRフォーマット)でも「回復パーティション」ができうるとある。

このパーティションは、Windows パーティションの直後に別のパーティションに配置することをお勧めします。 これにより、将来の更新でより大きな回復イメージが必要になった場合に、Windows がパーティションを変更および再作成できるようになります。
(中略)
Windows イメージングおよび構成デザイナー (ICD) によって作成された起動可能な USB キーを使用して Windows をインストールする場合、既定では、システムパーティション、Windows パーティション、回復ツールパーティションというレイアウトが作成されます。
しかしながら、私が遭遇している「回復パーティション」ができないケースとできるケースの納得いく説明にはなってはいない。

参考

下図は別PCのver.1909のものだが、UEFIで以前クリーンインストールしたときのパーティション
UEFIパーティション
20H2へのアップデートで回復パーティションが後ろにも出来た。
スクリーンショット 2020-12-28 124908




後日、どビンゴな記事発見。
ver.2004から20H2へのアップデートはセーフ