Snap とはこういうことか?､エンドウーザー庶民として（ubuntu系Linux） : ご年配Linux

ZORIN にプレインのペイントソフトは､私には高級すぎる｡

スクショのちょい直ししかしない私にはWindows のペイントと同じレベルがいい｡

Linux Mint のプレインは､Drawing という簡単なペイントソフト｡

これをZORIN にインストールすることにした｡

ZORIN のソフトセンターを探すと難なく出てきたが､ソースにSnap とある｡

ここにはいつもapt のリポジトリが表示されるが､Snapとはaptとはまた別のパッケージ管理とのこと｡

開発者にとっては､いろいろなディストリビューションへの展開が楽チンなものだそうだ｡それだけアップデートなどの展開が早くなる｡

AndroidスマホやWindows10 のストアーアプリのようにサンドボックス的にインストールされ､システム全体に影響させない管理らしい｡

Ubuntu 20.04 で本格的な普及が目論まれている動静｡

ただし､インストールされたアプリの起動がdeb版と比べて遅いのは､今後の改善が待たれる｡

このsnap版Drawing をインストールしても､apt の管理下じゃないので､Synaptic パッケージマネージャには現れない｡

ところが､ZORIN のソフトセンターには､apt の管理下のアプリと区別なくラインナップされる｡
Ubuntu 20.04 のUbuntu ソフトセンターでは､Snap のみになったそうな｡ややこしいがapt のソフトセンターは別途「ソフトウェア」という名のストアセンターを別途インストールする必要があるとのこと。普及誘導が本気モード。

端末コマンドでは､snap list でSnap 管理下のソフトが一覧で出てくる｡

まとめると、ZORIN だとこういうイメージか?

アップデートはapt 管理下のソフトとは別プロセスとのこと｡snap は4時間おきにバックグラウンドでチェックされるほっとけ仕様とのことだ｡ubuntu 20.04LTS ではこんな注釈が追加されていた｡

ただ､Windowsでのストアーアプリのアップデートのように裏でチョロチョロ動くのは､今までのLinuxOSの所作らしくないな｡

ubuntu 20.04LTS ではなにやらホームにsnapというフォルダーがある｡何のため?

WEBページ

総じて､庶民ユーザーの私としては､

sudo apt ~~~で管理しないアプリもある...程度のことを頭の片隅に入れておけばいい...

...と思った途端､気づけばZORIN のソフトセンターのトップ画面は､ほとんどsnap アプリだった｡

Chromium なんかはもうSnap版でしかアップデートが行われないという｡

本当に主流になるのかもしれない｡

Linux Mint は標準ではまだSnap をサポートしていない後入れ｡Mint は普及の様子をみてから､ということがままある｡

Linux Mint のSnap に抵抗するがんこさ｡

Pop!_OS もアンチSnap

Snapパッケージの逆襲開始

後日追記

純正Ubuntu 20.04LTSのSnapストアーアプリはメモリーに巨大に常駐する｡

挙動もまだ不安定

いっそアンインストールしようか?

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ubuntu:~$ snap list
Name               Version             Rev   Tracking         Publisher   Notes
core18             20200427            1754 latest/stable    canonical✓ base
gnome-3-34-1804    0+git.3009fc7       36    latest/stable/… canonical✓ -
gtk-common-themes 0.1-36-gc75f853     1506 latest/stable/… canonical✓ -
snap-store         3.36.0-80-g208fd61 454   latest/stable/… canonical✓ -
snapd              2.45                7777 latest/stable    canonical✓ snapd
ubuntu:~$
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伝統的リポジトリと違い､コミュニティの目が通っていないマルウェアリスクもあるようだ｡

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