Linux Mint はウェブアプリを管理する新たなツールを開発中とそのブログで予告した。
画像出典 https://blog.linuxmint.com/?p=3960
なんなのかというと、Windows10 のプレインOfficeアプリのような状態にするもの。
常にそのサイトのみのタブのない独立したブラウザウィンドウで起動させるものとしてスタートメニューに登録するものだ。内蔵アプリのようにalt-tabキーでの切り替えにも便利になる。
スマホブラウザで「ホームに追加」などと呼ぶメニューもこれ相当。
スマホブラウザで「ホームに追加」などと呼ぶメニューもこれ相当。
ブラウザで実行中という感じがなくなり、見た目で内蔵アプリと差がなくなる。
「PWA」“プログレッシブ Web アプリ”という用語で呼ばれはじめている。
この機能のお株は、「Ice」 でお馴染みのPepperMint OS だ。協力していくと言ってはいるが、お株でも奪うつもりかしら? ``Mint`` 同士で。
一方、Windows 10 では今後、使用頻度の低いアプリを内蔵ドライブからOneDrive に退避させる機能が予定されているとのこと。いざ使う段では退避をとけばいいのだろう。
Office はこれとはまた別でプレインでは既にWebアプリになっている。
単なるファイルであれば、現在でもこういう退避機能が既に実装されている。
オンデマンドなファイル、必要なときにクラウドから呼び出しするやつだ。
└①(緑の(レ)マーク付き)実体はローカルにもあるオフラインでも開けるファイル
└②(青い雲のマーク付き)実体はクラウド上にのみ退避してあるオフラインでは開けないファイル
└②(青い雲のマーク付き)実体はクラウド上にのみ退避してあるオフラインでは開けないファイル

ファイルもアプリもだんだん、実行している対象が内蔵ドライブからなのか、クラウドからなのか直感できなくなってきた。
知る必要がなくなってきたということだろうが、何か怖い気もする。
内蔵アプリでやっているつもりが、実は偽のクラウドアプリでやっていてフィッシングだった...なんて事件もそのうち現れるだろうな。

在宅勤務のご時世、OSすらクラウドから起動の「シンクライアント」も再注目されている。
目の前の事象はどこでやっていることなのか?との察知も必要な複雑な世の中になったものだ。
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