Linux Mint Debian EditionをDebian11ベースにアップデートする開発が進行中とのこと。


LMDEは当然、ベースのリポジトリはUbuntuではなくDebian、
1つのプロジェクトがベースのリポジトリを複数扱うのは珍しい。

そもそも、各パッケージが、どのリポジトリから流れてくるものなのか?
に関心を寄せていたら、こういう派生ディストリビューションの構成について理解が深まった気がする。
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Linux Mint Ubuntuベースの方で関心を寄せていた事
Linux Mint ではアップデートマネージャーで「提供元」を表示させておくと、アップデートの都度それが見えて自然と勉強になる。
上位設定であるソフトウェアソースの設定内容と相対イメージが紐付いてくる。
Mint側のリポジトリから流れてくるパッケージは何であるかが把握できると、Ubuntu派生としての特徴を総括できるようになる。
無題

Synapticパッケージマネージャーの「配布元」では、それを総覧することができる。
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各パッケージのメンテナンス主体者はUbuntu側(Debian側)なのか、Mint側なのかがわかってくる。

開発が停滞していたPeppermint OSについて、突然の再開の報が入った。(約1年音信不通だった)
今回の出直しリリースでは、開発体制やパッケージ内容が以前とは違うらしい。
リポジトリもベースがUbuntuからDebianに変わったり、派生としてのリポジトリは大丈夫なのか注目されるところだ。