「達する。Linux Mint がシステムフリーズ状態でダウン。Firefox で巨大PDFファイルをロード中、SSDが暴走。操作不能、現在も続いている。これはメモリースワップではない模様」
予期せぬ停電、システムクラッシュ、ドライブの安全でない取り外し、などが原因でファイルシステムが破損する可能性があります。これらの事態に遭遇した場合は、データ損失を未然に防ぐために、ファイルシステムのチェックや修復を行うことをお勧めします。
場合によっては、ファイルシステムのマウントや修正のために修復が必要となります。仮にチェック時に破損が報告されなかったとしても、ファイルシステムはまだ内部で 'dirty' としてマークされていて、修復が必要になる可能性があります。
ファイルシステムの破損を確認する
アクティビティ画面を開き、ディスク (Disks) を起動します。
左側にあるストレージデバイスの一覧から、対象のドライブを選択します。ドライブに複数のボリュームがある場合は、対象のボリュームをクリックします。
ボリュームセクションの下のツールバーにある歯車ボタンをクリックし、ファイルシステムをチェック…をクリックします。
表示されたダイアログの OK ボタンをクリックします。データが多ければ多いほど、チェックに時間がかかります。
この操作はファイルシステムに対して変更を加えたりはしませんが、アンマウントする必要があります。チェックが終わるまでしばらく待ちます。
チェックが完了すると、ファイルシステムの破損の有無が表示されます。ファイルシステムに破損が無かったとしても、内部の 'dirty' マークをリセットするために修復が必要になる場合があることに留意してください。
修復時のデータ損失の可能性
Filesystem Structure (ファイルシステム構造) が破損している場合は、そこに格納されているファイルにも影響があります。場合によっては、それらのファイルを元の状態に戻せず、削除されるか、特殊なディレクトリに移動されます。通常、移動先はファイルシステムの最上位層にある lost+found という名前の、リカバリーされたファイルを配置するためのフォルダーです。
「副長、デュアルブートのWindows パーティションのファイルシステムはどうします?」
「知らん。Windows を起動したときにチェックしておけ」
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