インプットメソッドフレームワークが Fcitxの場合、時折、日本語入力IME Mozcが知らぬ間にオフになっていることがある。オンであると確信していても。
Linux Mint でFcitx-Mozc を使っていていつも妙だなと思っていた。
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インプットメソッドフレームワークを Ibus にするとその現象に出くわさない。

イライラの原因は、Mozc側ではなくFcitx の方のデフォルト設定[ 左Shift ] だった。()
その下の入力メソッドの切替Ctrl+Shift もブラウザでよく使うショートカット(+T)とニアミスしやすい。
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日本語入力Mozc オンのままで、ちょいと英字をタイプインする場合、私は[ 左Shift ] を押しながら1文字目の入力を始める。日本語入力オンでもEnterするまで英字入力モードを暫定維持する一般的スタイル。
でも、[ 左Shift ] を押しながらも、1文字目の入力を思いとどまった状況でIME Mozcが無意識オフになっていたのだ。何かの弾みで[ 左Shift ] を押している場合も大いにありえる。
この場合、[ 左Shift ]でのIMEオフは[ 左Shift ]キーから指を離した瞬間に発動する。

Fcitx デフォルト設定の[ 左Shift ]を無効に変更してイライラ解消。日本語入力の入門 MS-IMEでもIMEオンオフの[ 左Shift ]設定など無い。タイプインの振る舞いは標準的な仕様に従うに限る。
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嗚呼スッキリ。
Linuxデスクトップ環境がGNOMEは Ibusが標準、GNOME以外ではFcitxであることが多い。
私は今頃気づいたが、様々なlinuxでFcitxを使っている人々にはこれ常識だったのかしら?
以後、[ 左Shift ] の誤押し、
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ついでに、入力カーソルが入力フィールドに落ちている場合は常にIME Mozcを自動オンするFcitx設定にしておく。何かしら入力欄のあるウィンドウを開いた際にIMEオンオフのどっちを好むかだが、私はオン
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これ即ち、半角全角キー御無用。
Fcitx の奥義、快適ですぞ。