つづき
現状調査①②をまとめると
- Linux Mint 公式ホームページでは協力を募っている
- 翻訳するには、Linux Mint Translation Guide と更には、ubuntuの翻訳スタイルガイド は熟読する必要がある。
- デスクトップ環境別に翻訳提案プラットフォームが違う
- Cinnamon の翻訳提案プラットフォームはLaunchpad
- ubuntuの翻訳関係情報も知っておく必要がある。
- Launchpadで翻訳を提案すると、誰かがレビューチェックし、OKの場合は将来のバージョンアップ時に反映されていく。いつになるかはわからない。
- 記号やなんだか奇妙な文字列には注意、変数、$とか%
- 翻訳されたものの中に、もし変数が、正しくない、足りない、変数名がソースコードと合わない場合、そのシステムやアプリはクラッシュするかもしれない。
- 機械翻訳サービスを利用しての翻訳はそのサービスの利用規約違反になる可能性がある
- 参考にするにしても、機械翻訳は変数や記号もローカル向けに変換されてしまうためとても危険
- 英語力より一般的なコンピュータ用語力、ソフトの挙動をよく知っていることが大事
- 無理はするな
- 翻訳提案は1個(1単語)からOK
- 分からないものは翻訳せず他人に任せるのも大事。
- 機械翻訳サービスを利用しての翻訳騒動の後だけに、提案マインドは低迷中?
- 協力してバッシングされでもしたら、やったもん損。触らぬ神に祟りなし
心得として示されていること
- 良かれと思っても原文にない内容は追加してはいけない
- 良かれと思っても一般的に使われない用語を使わないように。たとえばこの用語を使うべきだなどの意図が入ってはダメ
- 使う用語は多数決をモットーに誰でも理解できる表現で。
- ライセンスやクレジットは訳さない原文のままがよい
- Your systemは、英語では「このコンピュータには〜〜」という意味で「Your system 〜〜〜」といった表現を用います。このような場合「あなたのコンピュータ」と訳すべきではなく、「このコンピュータ」と訳す。
- 「You can 〜〜 to =====」、「=====するために〜〜する」と日本語に訳されがちですが、「〜〜をすると、=====できます」と訳した方が明快な日本語になる。
とにかく記号がある原文は翻訳注意(上記8)
精通者以外は翻訳せず敬遠すべし。
$
%
&
%
&
@
~ ・・・にょろ(見逃し警戒)
_ ・・・アンダーバー(見逃し警戒)
( ) ・・・囲まれている箇所がある原文
< > ・・・囲まれている箇所がある原文
: : ・・・囲まれている箇所がある原文
< > ・・・囲まれている箇所がある原文
: : ・・・囲まれている箇所がある原文
" " ・・・囲まれている箇所がある原文
' ' ・・・囲まれている箇所がある原文
` ` ・・・囲まれている箇所がある原文
' ' ・・・囲まれている箇所がある原文
` ` ・・・囲まれている箇所がある原文
-- ・・・棒2本
-->・・・棒2本の矢印
, ・・・区切り(見逃し警戒)
\ ・・・ディレクトリ
など、記号やかっこ全般
翻訳は見合わせておいたほうがいい
よくある間違いとして紹介されている事例
"%B" 部分は寸分違わずそのままにされている
↓
すると実際の画面では、%B の部分にファイル名が投入され表示されてくる
では、翻訳作業プラットフォームであるLaunchpad を実際に覗いてみることに
Linux Mint の翻訳1 未訳部分
Linux Mint の翻訳2 現状調査①公式の案内
Linux Mint の翻訳2 現状調査②背景、先人の足跡
Linux Mint の翻訳2 現状調査③調査のまとめ
Linux Mint の翻訳3 Launchpad を覗いてみると
Linux Mint の翻訳5 提案の反映タイミング
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